Author Archives: mariaoyama

第十一回 〜シンガポール・スリランカ〜 一日目

(久々のアジアの旅となった第11回『大いなる生命と心のたび』は、先般、全員が元気にお帰りになり、また、私も遅れて帰国した。恒例の旅日記を、少々遅れて掲載したい。) いつも通り、睡眠2時間で空港へ向かう。そしていつも通り、 … Continue reading

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英知

生命の英知はどこにあるのでしょうか。そう聞かれたら、それはここにある、そこにある、あそこにある、どこにでもある、と答えるしかない。 生命の英知は、科学のなかにある。文学のなかにある。芸術のなかにある。そして太古の科学のな … Continue reading

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募集 2

<プレマ倶楽部>では、2005年クリスマス企画として、この川に橋を渡すことを計画している。 この橋は、これから自立する地雷障害者だけでなく、周辺の村の人びとのためにも必要だ。現地スタッフによれば、この橋がなければ地域の発 … Continue reading

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募集 1

コンビニの店先に、年賀はがき印刷の広告旗が立っていた。クリスマスのイルミネーションを始めた店もある。 その上、結構暖かだった気温も今日あたりから急に下がってきた。今年ももう、それほど多くの時間が残されていないことがにわか … Continue reading

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戦い

K1・HEORS’が、韓国に進出した。格闘界から足を洗ったはずの私も、見逃すことができない。大山峻護君が出場するからだ。 大山君は、日本の誇る柔道エリートだ。より広範な強さを求め、全日本サンボ選手権も4連覇、総合格闘界に … Continue reading

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先輩 7

私は、彼の風貌を忘れていなかった。出席者の名簿には「三谷幸洋」、まさにその人の名があった。 おおよそ30年ぶりにお会いした先輩は、今はある通信系トップ企業の幹部である。 光栄にも私のことを覚えてくれていて、「昔と変わらな … Continue reading

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先輩 6

 はっきり言って、人生は危機の連続である。しかし後にも先にも、生命の危機に瀕したのはその一度きりだった。  だが、私よりも沖に流されていた者が一人だけいた。それがSだった。Sがわれわれのもとに戻ることは、二度となかった。 … Continue reading

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先輩 5

 必死で泳いでいるのに、岸には近づかなかった。しかも体力は、急速に消耗していた。手も足も、だんだん棒のようになってくる。山陰の冷たい水で、体温も奪われていっていた。もうじき、体が動かなくなることが予感された。しかしそれで … Continue reading

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先輩 4

 今にして思えば、それは典型的な「離岸流」だった。  離岸流は、以下のような条件下で発生する: 1)海岸が太平洋や日本海等、外洋に面している 2)遠浅で、海岸線が長い 3)波が海岸に対して直角に入っている  だが、われわ … Continue reading

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先輩 3

 久々の海水浴は鮮烈だった。水は冷たいが、入ってしまえば気持ちがいい。  水に体を浮かべ、空を見た。美しい青と、雲の白。潮の香りと吹き抜ける風……。それは、厳しい寮での生活や、期末試験を終えたわれわれに与えられた、一つの … Continue reading

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