英知


生命の英知はどこにあるのでしょうか。そう聞かれたら、それはここにある、そこにある、あそこにある、どこにでもある、と答えるしかない。
生命の英知は、科学のなかにある。文学のなかにある。芸術のなかにある。そして太古の科学のなかにもある。そのように頭では知っていても、実際にそれは体験するまで分からない。
昨年の4月に【意識の科学<Art of Meditation>】1st STAGEを教え始めて、そのことを常に実感してきた。先日、お教えした2nd STAGEでは、「これまでよりも速く、深く入れるようになった」「マントラに力が増した」というような通常の感想に加えて、「体のなかを黄金の光が満たして、瞑想を終える気がしなくなった」といった感想も、いくつかいただいた。
瞑想はわれわれに、普通に健康や明るさ、幸福を与えてくれる。だから、日常生活のなかで、われわれは自分のなすべきことを淡々としていればよいのである。
しかしその道すがら、神々が、自然界の秘密の一端を垣間見せてくれたのかというようなこともある。そのようなことを可能にしてくれたヴェーダの科学のなかに、特別に英知を感じるのはそんなときだ。


カテゴリー: 瞑想 パーマリンク

コメントを残す