Author Archives: mariaoyama

第七回 〜タイ バンコク・カンチャナブリ〜 四日目

 この日早朝、立派なホテルを泣く泣く後にする。カンチャナブリ近くにある寺で修行する日本人僧侶アチャン・カヴェサゴ師に会うためである。  このスナンタワナラム寺は、かつては荒涼とした大地だった。そこに3人の日本人僧が10万 … Continue reading

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第七回 〜タイ バンコク・カンチャナブリ〜 三日目

 この日、午前中に向かったのがダムヌンサドゥアック水上マーケット。ここまで来れば、実際のタイ人の生活が見れますよ、という事前の現地代理店の説明どおり、ボートのなかから運河沿いに見る光景は、生の生活そのもの。家のなかでくつ … Continue reading

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第七回 〜タイ バンコク・カンチャナブリ〜 二日目

 エメラルド寺院は、タイに来た人が必ず訪れる名所。このエメラルド仏は、紀元前43年、北インドで造られた。三百年後、内戦を避けて像はセイロンへ渡ったが、船が難破、仏像も海中に沈む。ところが、その仏像がアンコールの海岸に打ち … Continue reading

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第七回 〜タイ バンコク・カンチャナブリ〜 一日目

 思えば、最初の『大いなる生命と心のたび』は中国で、第二回はバリだった。その後、ルルドを始めとしたヨーロッパの聖地に行くようになり、すっかりはまってしまった私は、アジアの旅のことを忘れていた。が、それを思い出させてくれた … Continue reading

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世界情勢 2

 スコット・リッター氏の言うことが全面的に正しいのかどうかは、われわれには分からない。しかし、アメリカの主張にも無理がありそうなことは、多くの人が感じている。真実は、おそらくその中間のどこかにある。どの辺にあるのかは分か … Continue reading

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世界情勢 1

 他のすべての仕事をうっちゃって、講演の準備を進めている。これほど時間をかけなければならない理由の一つとして、今回の内容に国際情勢がからんでいることがある。  2000年の9月11日以降、それまで潜在していた世界の問題が … Continue reading

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ヒンドゥの巨人 7

 アショク・シンガル自身もまた、移動中、驚くべき話を語ってくれた。 『マハーバーラタ』の時代、すべてを奪い取られて困窮したパーンドゥの五兄弟に対し、神は「アクシャヤ・パトラ」を与えたと伝えられている。必要な食べ物、飲み物 … Continue reading

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ヒンドゥの巨人 6

 この祭礼を主催したシュリ・シュリ・ラビシャンカールは、インドでもっとも有名な聖者の一人だ。人は彼を、おそらく現在、インド一裕福な聖者と呼ぶ。この人とシャンカラチャリアに会えると思っていたので僕も残念だったが、多分、叱責 … Continue reading

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ヒンドゥの巨人 5

 前後を二台ずつの護衛で囲まれた車のなかで、アショク・シンガルは、ヒンドゥイズムや、サイババとの体験について語り続けた。  彼は、12年に一度、全国から数百万ともいわれる巡礼者を集めて行なわれる「クンバメーラ」 の行なわ … Continue reading

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ヒンドゥの巨人 4

 ……という訳で、急にインドに行くことになってしまった。  こういうものはすべて、出会い頭のタイミングだ。すでに一年近くインドに行っていないので、ちょっとしたきっかけで行きたくなったときが行くときなのだ……と自分に言い聞 … Continue reading

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