儀式三昧 6


4日目-2
アンナ・アビシェーカム
アビシェーカムは一般に、神々の像に水やミルク、
5種類の甘み(パンチャームリタ)や、白檀水等をおかけし、
お歓ばせするヴェーダの代表的な祭礼です。
この寺院のシヴァ・リンガムは巨大なので、
人が通常の方法で頂点から水などをおかけすることができません。
リンガムの周りには足場が組まれ、
水や甘み、白檀水などは、その上に立った僧侶がおかけすることになります。
今回は、これから私たちが向かっていかなければならない日本と世界の環境異変、
および食料危機の回避を願い……


約200キロの米を使って壮大なアビシェーカムを捧げます。
私自身、五十数回もインドを訪れ、無数に儀式に与りましたが、
今回初めて与る、稀な儀式でもあります。
こうしてシヴァ神に捧げられ、祝福されたお米は、
儀式終了後、現地の貧しい人びとに召し上がっていただきます。


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