儀式三昧 5


4日目-1
ガンガイコンダ・チョーラプラム
かつて南インドに栄えた大チョーラ王朝は、
おそらく私たちの多くが過去世を何度も過ごした王朝です。
敬虔な王は、この地に壮麗なシヴァ神大寺院を建立し、
国の平安と発展を祈念しました。
もしかしたら私たちは、この都や寺院の建設に携わり、
実際に汗を流したかもしれません。
寺院を護る塔・ゴープラムは、
太陽神の恵みを都が一身に受けることができるようにという願いからでしょうか、
インド中の他のものと異なり、塔頂が尖っています。
現在では世界遺産に指定されているこの寺院は、敷地内に入ると、
まずシヴァ神に仕える巨大なナンディ(聖牛)が私たちを迎えてくれます。
続いて寺院のなかの本陣に入りますと、
そこには巨大なシヴァ・リンガムが安置されています。
そのようなシヴァ神の前に出るだけで、
人は自然と瞑想しているような状態に陥りますが……


まずはその感覚を皆さんで共有し、楽しみましょう。
さらに今回は、たいへん珍しい儀式をここで捧げます。
ゴープラム2

塔頂が尖っているめずらしいゴープラム
ナンディン

シヴァ神がお乗りになる巨大な聖牛”ナンディ”


This entry was posted in 大いなる生命とこころの旅. Bookmark the permalink.

コメントを残す