Author Archives: mariaoyama

堀井学

 現在の日本スポーツ界の話題は、阪神の意外な快進撃と来るサッカーのワールド・カップ。せわしない日々の喧騒のなかで、今年冬に行なわれた冬季五輪はすでに忘れられ、あんなに日本中が熱狂した長野五輪を思い出す者はいない。  そん … Continue reading

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財政破綻

「いまや、わが国の財政は、破綻の危機に瀕している……」  先日再放送されたNHKの番組から聞こえてきたナレーションである。聞き慣れた言葉ではあるが、同時に語られた次の言葉のほうに、僕は愕然とする。 「国の借金、国債発行残 … Continue reading

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高校教師 4

 僕が高校の先生になりたかろうがそうでなかろうが、そんなことは相手には関係のない話だった。しかし、とにかく続けるしかない。 「昔から……、国語の問題……、苦手でした。英語や数学なら、答えがはっきり決まってるのに、国語とき … Continue reading

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高校教師 3

 仕事で横浜に行く用事があり、東海道線に乗っていたら、4人がけの席の前に女性が乗ってこられた。50がらみと思われるが、人生の年輪が表情に表れて品のある方だ。ふと気づくと、取り出されたものは「総合問題詳解うんぬん……」。採 … Continue reading

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高校教師 2

 高校教師……。それは憧れの職業だったが、いったい僕が何を教えるのか。一番面白いのは、多分国語だろうと思う。物理や数学を教えるより、国語や社会を教えるほうが面白いに決まっている。だが、社会のほうは知識がないので、ボツ。も … Continue reading

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高校教師 1

 昔、高校教師というドラマがあった。優しくてかっこいい真田広之(高校教師)と、ちょっとわがままそうな桜井幸子(もちろん生徒!)が繰り広げるドラマで、アンニュイな雰囲気のテーマソングと相まって大いにうけた。  特に、赤い糸 … Continue reading

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ラクシュミ 4

 それにしても、ラクシュミのまぶたはきれいに切れていた。誰も触らないのにどのようにしてこんなところが……。ありそうにない傷を見ながら、僕は一つのことを思い出していた。  小学校の頃、僕はまぶたを切ったことがあった。五年生 … Continue reading

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ラクシュミ 3

 日本に帰ってラクシュミ女神像の封を解くのは、心ときめく作業だった。見るからに美しい。彫りも完璧。自宅に置くにはもったいない。そこで、富の女神ということもあり、事務所に置いてもらうことにした。  ライトフィールドに置いて … Continue reading

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ラクシュミ 2

 買って帰った二体のうち、サラスワティは自宅に置き、クリシュナは「アージュの美」に置いた。自由ヶ丘でアーユルヴェーダのオイル・トリートメントを行なっているこのお店は、当時新装したばかりで、クリシュナ像はその雰囲気にピッタ … Continue reading

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ラクシュミ 1

 インドに行ってきた。  ところで、プッタパルティに行くと必ず訪れる店がある。そこは、本当にいいものしか置いていない。従って高いし、値引きもしない。が、信頼がおけるのでいつも最後にはそこで買うことになってしまう。  昨年 … Continue reading

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