クサンチッペ5


「時々、妻には高価な贈り物が届くのだが、
 私にはその送り主を明かしてはもらえない。
 誰からと尋ねてもにんまり笑ってかわされるだけ。
 しつこく尋ねるのも気がひけるので深く追及することもないのだが、
 もし反対の立場であれば、決してこうはいくまい……」
 
いいですねぇ!
実にいい!
「結婚」というものの真実をこれほど如実に表現した文章が、
他にあったでしょうか!(**;)\★彡
しかしそれにしても、
時々届くという高価な贈り物、
送り主の方は同一人物なのでしょうね。
彼(彼女ではないのでしょう?)は当然、
自らの素性が分からぬように発送しておられるという次第。
「高価」というわけですので、
奥さまは、中身をそれとなく(かどうかは知りませんが)
夫に分かるようになさっているわけですね。
そこにまた、妻の微妙な心理が垣間見えるようで、
実にいい!
もちろん、女性の皆さんは女性の皆さんで、
同じような文章を、この1000倍も書けるわと、
思っておられることでしょうが……。
(私もだんだん、マサコサマのおっしゃる、
 入れ食い状態の魚の側になってきました(^o^;)
つまり、
「夫婦生活を続ける上でもっとも受け容れねばならぬこと。
 それは理不尽と矛盾……」
とSHOさん。
相対界が相対界である以上、
互いに矛盾する二つの原理によって運行しているわけで、
これは避けがたいことですね。
こうしてわれわれは苦しみ、進化していくわけですが、
しかし、苦しむこと以外に、これらを超克していく方法がないわけではありません。
神々に祈りを捧げることや、儀式を捧げること、
苦しんでいる他の生命を助けること、
日々、淡々と自らの義務(仕事)を行なうことなど、すべてがそうですが、
その究極は……


やはり瞑想でしょう。
ただ、瞑想を始めたとしても、
結婚についてだけは、即、すべてが突然バラ色に変貌するというわけにはいきません。
そのあたりは瞑想を教える側としても、
あらかじめご了解いただきたいと願っております<(_ _)>


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