旅日記25


台風の映像を見ながら、
それがつい数日前、私たちが泊まった鳥羽の港であることに気づき、
感慨深かった。
あの日、海は深く、静かで美しかったが、
今は激しい暴風雨と、打ち寄せる高潮の水しぶき……。
この日に伊勢や鳥羽、勝浦にいたら、
または熊野古道や高野山、関空から飛び立つ日であったら、
旅はどうなっていたのだろうか……。
そう思いながら、想像を超えて充実した4日間の旅を思い出す。
……が、しかし、
その前にインドの旅が完結していない。
あの旅日記はいつ完結するのかとたくさんメールをいただいてきたので、
まずそれを終わらせることにする。
4月17日(7日目)-1
ゴアの最終日、朝、ふたたびアラビア海で泳ぎ、
朝食をいただいた後、ムンバイに向かう。
ISKCON(クリシュナ意識国際協会)の人びとは、かつては新宿や渋谷でも
「ハレークリシュナ、ハレークリシュナ、クリシュナ、クリシュナ、ハレー、ハレ-
ハレーラーマ、ハレーラーマ、ラーマ、ラーマ、ハレー、ハレー……」
などと言って歌っていた。
そのときの黄色い僧衣や剃った頭が印象的で、
覚えておられる皆さんもいると思う。
クリシュナの教えに帰依し、純粋な生活を送る彼らに共感する人たちは多く、
今回の旅行にお客様として参加し、しかしスタッフのように手伝ってくれたHさんも、
かつてこの寺院で出家し、奉仕活動を行ない、
毎日何時間もマントラを唱えていた。
しかし、人は見かけによらない。
彼女の人生の悩みは深く、いったいどうしていいか分からないでいたとき……


図らずもある人物により苦海から救い出され、
その後、その同じ人から彼女は瞑想を教わることとなる。
そうして、最初の瞑想から出てきたときに、
「私のあの15年間は、いったい何だったのでしょうか……」
という感想を洩らされたのだった。
インド57

ISKCON(ムンバイ)外観
インド63

祀られているクリシュナ神たち
インド58

【マハーバーラタ】を語るヴィヤーサ仙と書き取るガネーシャ神


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