旅日記27


7月9日-8
知事は、式のあと、庁舎をぜひ訪問してほしいと何度か言ったが、
スケジュール的に不可能だったので、
われわれはこの日の午後、聖地マハーバリプラムへ向かった。
マハーバリプラムは、太古よりの遺跡を今に伝える聖地である。
この場所のヒンドゥ寺院は、
歴史上初めて、石や岩を組み合わせて造られた。
それまでは、一個の岩を彫ったり、
または、一個の洞窟をくり抜いたりしていたが、
それでは多くの寺院は造れない。
ところが、マハーバリプラムに登場した寺院のように、
石や岩を組み合わせて造るとすれば、
それほど制約がない。
こうして、紀元7世紀以降、数多くの寺院がインドに出現し、
それに伴ってヒンドゥ教も栄えることとなった。
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聖地マハーバリプラム
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世界遺産・石積みの海岸寺院
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御本尊のシヴァ・リンガ
2人

パンジャビ姿がきまっています!
その遺跡群が見事なため……


マハーバリプラムは、今は聖地と同時に観光地にもなっている。
欧米からの客が数多く訪れるこの地においても最高のホテルと名高い、
チャリオット・ビーチ・リゾートについては、
実は私も知らないわけではなかったので、
きっと楽しんでいただけるだろうと思っていたが、
その通り、このホテルでの一夜を、皆さん大いに堪能された模様。
India 2008 302

早朝の海辺にて
P1000900

超豪華リゾートホテル
三村

食事シーン


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