旅日記13


7月7日-2
この日午後、ふたたび5時間かけてチダンバラムへ向かう。
ナタラージャ(踊るシヴァ神)寺院での儀式に与るためである。
バスが寺院に近づくと、現地の人から注意が出た。
儀式の際、男性は上半身裸にならなければならないというものだった。
南インドの厳格なヒンドゥ寺院の場合、
そういうことがままあるのを私は心のどこかで覚えていた。
が、ここでそうなるとは思っていなかった。
一行には、多くのうら若い女性たちがいる。
彼女らの前で裸になれるのか……。
「難しいと思われる方は、バスにお残りください。
ホテルにお連れいたします」
と、現地のガイドは言っている。
しかしだからと言って、私がホテルに帰るわけにはいかない。
そういうわけで、多くの男性が上半身裸になって、
神聖な儀式に与ることとなった。
夜のナタラージャ

夜のナタラージャ寺院
    
それにしても……


最悪の場合、外国人は入れてもらえない寺院もありますから、
行くときにはよく調べて行く必要があります。
ちなみに、ここでは入れてもらえることは確認済みでした。


カテゴリー: 大いなる生命とこころの旅 パーマリンク

コメントを残す