旅日記18


12/ 5(7日目)その1
朝、多くの方は早起きして、
修道院の敷地のはずれにある『水の聖母』にお参りしたという。
ルルドを離れたベルナデッタが、
毎日のようにここに来ては泣いたといわれる聖母像である。
また、今は聖堂に眠る聖女の前で、
1時間も祈っていた方もおられた。
朝食後、シスターにお願いして、
修道院の資料室を案内していただいた。
昔は小さかった資料室が、すっかり新しくなっていたのには驚いた。
増加する巡礼者のため、かなりの規模の工事が行なわれたに違いない。
前回来たときには修道院自体が工事を行なっていたが、
今回、われわれはきわめて静かに、心地よく、
修道院で一夜を明かすことができた。
旅をふり返って……


旅がすべて終わってから、どんな立派なホテルよりも、
ヌヴェールの修道院がよかったと言われた方がおられました。
もしかしたらその方は過去、
修道院で祈りの生活を送られたのかもしれない、
それがまさにここだったのかもしれない、などと夢想しました。
080315-1

水の聖母

080316-1

新しくなった資料室


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