旅日記4


11/30(2日目)その1
この日、もともと朝9時出発という予定を、
私たちは直前の打ち合わせで30分早めることにした。
前日が遅かったにもかかわらず、
皆さん、きっちり時間どおり集合してくださった。
バスの中では、ルルドの出来事を詳細にご説明する。
そうして車窓からルルドの町並みが見えてきて、
その上、土産物屋さんに並んだ多くの聖母像が目に入ってきたときには、
いつもながら気持ちの高揚を抑えられなかった。
ホテルは、いつものギャリエ・ド・ロンドレよりもさらに聖域に近く、
なおかつ新しいホテル・サン・ソヴール。
お昼御飯をめいめいでいただいた後、聖域へ。
大聖堂前面が工事中であったが、
全員がルルドで集まるのはこの機会しかないので、
集合写真を撮る。
しかし私の心は急(せ)いていた。
なんとか今日のうちに一度は皆さんに水浴を体験していただきたい、
そのために、朝、ホテルを早くでてきたのである。
そう思って、聖なる洞窟の説明もそこそこに水浴場前に行ってみると、
ほとんど待っている人がいなかった。
(楽勝だ……)
心に笑みが広がった。
旅をふり返って……


夏場に来れば、特に女性は1時間、2時間待ちは当たり前。
並ぶ前から、今日はもう無理と言って帰されることもあります。
あの閑散とした水浴場前の待ち合いベンチは、
嬉しい誤算でした。

081110-2

ポー川とルルドの大聖堂

081110-1

水浴を待つ人々


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