旅日記3


11/29(初日)その3
飛行機が遅れた上にクレームに手間取り、時計を見るともう11時過ぎ。
日本を発ってから、なんと20時間が経っている。
トゥールーズでは、千年の歴史を誇るサン・セルナン・バジリカや、
ドミニコ会最古で、大聖者トマス・アクィナスの遺体の眠るジャコバン修道院、
ライトアップされた美しい市庁舎を見る予定であったが、
このうち後者二つは道路の関係でバスが入れないことが分かり、
われわれはサン・セルナン大寺院に。
皆さま、すっかりお疲れかと心配していたが、
ライトに浮かび上がる幻想的な寺院の姿におもわず感嘆の声があがる。
ちょうど、夜12時の鐘が鳴り、
疲れも飛んでしまう。
旅をふり返って……


待て暮らせど、スーツケースは出てこなかったのですが、
オフィスに行ってみると、パリに置き去りになっているという報告が、
すでに来ていました。
それを聞いた添乗員が一言、
「(報告がきているとは)エール・フランスなのに珍しいわね……」
なかなか肝の坐った添乗員さんでした。
080109

闇に映えるサンセルナン・バジリカ


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