巡礼8


人生は、まさにそれ自体が巡礼の旅だ。
意識だけの軽やかで輝かしい状態から、
この重苦しい頸枷(くびかせ)のような肉体に入るのだから、
無理もない。
肉体の煩わしさにはさまざまなものがあると仏陀は説いたが、
なかでも筆頭に来るのはおそらく「病」だ。
その苦しさは、経験した者だけが知ることになる。
口内炎ができるときは、いつも口の中を誤って嚙んだ後だった。
ところが今回は、嚙んだわけでもないのにできた。
それも、同時に二つ。
何人もの方が個人的なメールをくださって……


自分も口内炎のときには本当につらい思いをすると書いてこられた。
大粒の涙を溜めて食事をすることになる。
歯磨きのとき、誤って歯ブラシが当たろうものなら最悪の悲劇が待っている。
一週間も二週間も治らない。
そうして皆さんの誰もが、
原因の一つは明らかにストレスだと指摘された。
そう言われると……、一言もない。


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