仏たちの微笑む国 2


9月1日-2
どんな分野にも、天才、巨人、聖者等と呼ばれる人がいる。
彼らは、まるで最初から知っていたかのように一つの分野の知識を究め、
これを縦横無尽に活用する。さらにまた、
世の誰も知らない知識、方法、法則を見つけ出し、
これを人類の遺産として残すのである。
医聖ジーヴァカは、釈迦と同時代、古代インドのマガダ国・ラージャグリハに生まれた。
彼は、タキシラの医師ピンガラにつき、たった7年間医学を学び、帰還したといわれる。
だが、その評判はたちまち世評に広まり、
多くの王に招聘され、その病を癒すと同時に彼らを仏法に帰依させた。
また釈迦の風疹や、その弟子アヌルダの失明、アーナンダの瘡病などを次々治療し、
名医・医王等と称されるようになる。
仏教に深く帰依したとも伝えられるジーヴァカが特に推奨したものの一つに……


マッサージによる疾病の予防・治療がある。
その伝統は、インドはもとより、東南アジアの国々にまで残ると言われるが、
その代表がタイ・マッサージで、
王宮に、政府運営のマッサージ学校があるくらいだ。
この国では、ジーヴァカはシヴァカと呼ばれる。
絶品のタイ料理を楽しんだ後は、その残された秘法を試すべく、
希望者はホテル・ロビーに集合、今度は2時間のマッサージを堪能する。


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