インドの旅 番外編 5


かつて駐日インド大使がこう語ったことがある。
「世界に二つの巨大な文化の源流がある。
一つはヴェーダであり、もう一つはユダヤ・キリスト教だ」
ユダヤ・キリスト教の流れが、たとえ文字通り、ヴェーダに比肩し得るものではなかったとしても、
なお、それが人類の巨大な文明の潮流であることには間違いがない。
現代のテクノロジーのほとんどは、その流れから生まれてきた。
春分の日、休日、うららかな陽気……
このような日に聖書の勉強に来ていただいた皆さんに……


心から感謝している。
ノアやアブラハム、イサクやヤコブ、
モーセやイエスと、その12人の弟子にまつわるさまざまな話を聴いていただき、
ユダヤ・キリスト教の壮大な物語に少しでも心触れていただけたかと思うと、嬉しい。
信仰の太祖アブラハムも、その家系に出た救世主イエスも、
不完全ながらもささやかな私たちの努力を汲んでくださり、
天界で微笑んでおられるに違いない。
皆さんのおかげで、今日、一つのステップが終わった。
まだまだ先は長いにしても、
このことを、私は決して忘れない。


カテゴリー: キリスト教 パーマリンク

コメントを残す