カルパスワミ2


後に私は、大勢の帰依者を前にして、
聖者にカルパスワミが降臨するところを目撃することとなった。
普段完全な菜食で、酒・タバコももちろんやらない聖者は、
しかし神の降臨とともにすっかり別人格となり、
帰依者の持ってきた酒を飲み、タバコを吸い、肉を食した。
たとえば酒の量は、ときにはウイスキーで一晩5、6本にもなるという。
それはちょうど、タイで会った仙人を思い出させた。
もしかしたら、タイのタバコ仙人にも、同じ神が降臨していたのかもしれない。
なぜなら、こうしてカルパスワミが降臨した後、
聖者も仙人も、相手に対し、本人しか知らないこと、
本人ですら知らないことを、さまざま口にするからである。
そしてときには……


彼らの“運命を変える”。
その神託を聞きたくて、インド中から大勢の帰依者が聖者の許を訪れ、
そのうちのごく少数の者だけが、その恩寵に与ることとなる。
ミルク・アビシェーカムを行う僧侶

ミルク・アビシェーカ・プージャを行う僧侶
ホーマ開始前の緊張

ホーマ開始前の緊張
ホーマの開始を告げる楽器

ホーマの開始を告げる楽器
このような炉が11用意された①

このような炉が11用意された①
このような炉が11用意された②

このような炉が11用意された②


カテゴリー: ヴェーダ パーマリンク

コメントを残す