儀式三昧 2


2日目
聖トマスの山
イエスの直接の弟子、十二使徒の一人であった聖トマスは、イエスが復活した後、
「私は主の掌に指を入れ、脇腹に手を入れなければ信じない」
と言った疑り深い人間でした。
その彼は、しかし聖霊を受けた後、勇敢に布教を行ない、
インドにまで渡ったといわれています。
実はインドは、かつてイエスが神秘の科学を学んだ、
まさにその場所であったと多くの聖賢たちが語っています。
ここチェンナイには聖トマスの山と呼ばれる聖地があり、
そこには聖トマスが奇跡によって刻んだ足跡が、今も残っているといわれています。
聖サバリ山巡礼者のための儀式
聖サバリ山に巡礼する者は、地上において予め受けておくべき儀式があります。
マーラというものを首につけ、以後、彼は巡礼から戻るまで、
基本的に黒い衣類を身につけ、菜食で、朝夕水で沐浴します。
髭を剃らず、サンダルを履くことが許されません。
昨年、一人で与ったこの秘儀に、今年は皆さんがご一緒に参列してください。
(ただし、皆さんはその後、衣類も、食事も、変える必要はまったくありません)
ホーマ(火の儀式)の舞い
あらゆる民族において、重要な儀式をあげる際、
自分たちの肉体を使って神々に讃美と感謝を捧げる舞いが伝えられてきています。
インドにおいて伝えられた荘重なその舞いを・・・


昨年の旅のときにも少しだけ拝見しましたが、
時間の関係で泣く泣くその場を離れました。
こうした伝統を伝えた家系の皆さんの舞いを、
今回は充分に堪能していただき、
しかる後、ホーマに与っていただきます。


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