旅日記7


7月6日-3
当初、私は、聖者がお建てになったアシュラムから
なだらかな坂を登って洞窟に向かおうと考えていたが、
現地のガイドさんは、それでは時間がかかりすぎると主張した。
そこで急遽予定を変更し、
ティルヴァンナマライの寺院側からやや急な坂道を登る。
ただですら暑いなか、急峻な坂を登ったので、
難渋された方もおられたに違いない。
が、巡礼のため、皆さん黙々と登られる。
牛の出迎え

聖なる牛の出迎えを経て
登り

黙々と登る
最初の洞窟は、マンゴー林の洞窟。
晩年、聖者が夏の間だけ、降りてきて瞑想されたという場所だ。
現在は一人の僧侶が日々瞑想し、儀式を捧げ、
毎日、周辺の貧しい人びとに食事を与えている。
この僧侶から直接話をうかがい、祝福をいただき、
聖者の瞑想された場所を拝礼させていただいたのだが、
実は僧侶はもともと……


この時間に夕方の瞑想をしていたのだった。
それをわれわれのガイドがたたき起こした。
インド流荒技だ。
マンゴー樹洞窟入り口

マンゴー樹洞窟入り口
マンゴー洞窟内

洞窟奥のご神像


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