インドへの旅 6


世界史が近代に入るまで、
おそらくこの世の富のかなりの部分を所有していたに違いないインドは、
不幸にして西欧列強の植民地とされ、搾取・略奪された。
もともとインド人は優秀な民族で、
昨今の貿易自由化とIT革命により大きな富を得、
世界の富豪のかなりの部分をインド人が占めるようになったが、
しかし、非常に貧しい数億の民も同時に抱えている。
日本人の集団がインドに行けば、必ず物乞いをする人びとに遭遇することになる。
その人びとに何かを差し上げたい気持ちはよく分かるが、
しかし、たとえばサイババは、物や食料はともかく、
彼らにお金を渡すのはよくないと言っている。
何もしなくてもお金をもらえるとなれば、
勤労意欲を削ぐからだ。
それでも今回、せっかくインドに行くのだから……


なにかチャリティを行ないたいという皆さんもおられます。
実際、私たちが行くこと自体が現地を潤し、
特別な儀式を行なったり与ったりするだけでも充分に貢献してはいるのですが、
それでも、という方のために、
1)勉強したいという意欲があり、
2)将来、立派になって貧しい人びとの役にたちたいと思っていて
3)しかし勉強するためのお金がない
という子供を探しています。
たとえば、今回寺院の落慶式と貧しいカップルの結婚式を行なう地域の子供のなかに、
優秀で、工学部でITを学びたいのだけれど、
学資がないので一年間、土嚢運び等の肉体労働を行ない、
なおまだ学資が足りない、というような子がいます。
そういう子供らを少しだけ援助したいという方がおられましたら、
お知らせください。
お金は、現地で受け渡しして混乱するといけないので、
12日<木曜くらぶ>や29日<プレマ・セミナー>などの際にお持ちいただくか、
または今月中に以下の住所に現金書留でお送りください。
(その際、お名前、金額とともに、「インド・チャリティ」と明記してください。)
なお、これは旅行の正規プログラムではなく、まったくの自由参加ですので、
その旨、ご了解いただければ幸いです。
〒158-0083
東京都世田谷区奥沢 5-41-12-2F
<プレマ倶楽部>
インド・チャリティ係 


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