インドへの旅 3


先日、会員のお一人と話していて驚いた。
突然、
「私、インドに行くのなら、チダンバラムのナタラージャ寺院に行きたい」
と言われたのである。
ナタラージャとは、「踊るシヴァ神」のことをいう。
この世界の全体が、実は神の壮大な遊びであり、戯れであるとヴェーダは説くが、
それがシヴァ神の踊りとして表現されたのが、ナタラージャ。
そして、「ナタラージャといえば、チダンバラム」なのではあるが、
普通に生活している日本人女性がそのようなことを認識しておられたというのが、
少ながらぬ驚きだった。
「そこ、今度の旅行で行くんですよ」
とは申し上げたものの、
彼女自身は仕事の都合で行けなそうだ。
この日、7月7日にわれわれが与る特別な儀式は、
個人で行っても、他の誰と行っても、与ることができない。
実は……


これに間に合わせるため、というか、
占星学的に適切な時間にこの儀式に与るため、
われわれは6日の午前、
優雅にインド服ショッピングをしようと思っていたのを諦めるのである。
だから、その方の分まで、祈って来なければならないと肝に命ずる。
ところで、KANAMIさん、
コメントデビュー、ありがとうございます。
そうですね、5000人の人を食べさせるのに、
5つのパンと二匹の魚で済めば、
ヒタヒタと足音のしている食料危機に対応できるのですが……。
早くそういう境地に到達したいものです。 


カテゴリー: ヴェーダ パーマリンク

コメントを残す