水浴4


「ああ、来てよかった」と最初に思うのは、
実は、バスのなかからルルドの町並みが見えてきたときです。
巡礼者のための小ぎれいなホテルとたくさんの土産物屋さんを、
イヤだと言ってみせる人もいますが、
口ではそう言う人も、実際に来てみれば、
もうそんなことは言えなくなりそうな、
圧倒的な雰囲気をあの小さな街は発散しています。
そして、あちこち歩き回った末、
美しいマリア像に出会ったとき。
自分が水浴したときもそうですが……。
逆に、ルルドをバスが離れていくとき、きまって、
せめてあと一日か二日、いたかった……と思います。
今まで、何日ルルドに滞在しても、
やはり同じことを感じましたので、
今回もそうかもしれません。
参加された皆さんがどう感じられたか、
旅の間にどうかお話しいただければと思います。
将来、ルルドにご一緒する皆さんとは、
そのときに語り合いましょう。
忙しく仕事したり、瞑想したり、聖典をご一緒に勉強したりしている間に……


そのときは、速やかに訪れるはずです。


カテゴリー: 大いなる生命とこころの旅 パーマリンク

コメントを残す