相対界2


相対界においては、よいことも悪いことも両方起こるが、
好ましくないことが起きたとき、敬虔な人びとは言う。
「きっとこれは、なにかもっとよいことが起きるための準備なのです」と。
さらなる賢者たちは言う。
「これらを禍とするも福とするも、すべては当人次第です」と。
哲人イスカーナ・ヤマトさんや、叡智に満ちたBlessedTruthさんのコメントも、
そういうことだと思われる。
これはここだけの話で、人にはあまり言わないでほしいのだが……


正直なところ、私はもともと、
そうした賢明な考え方がなかなかできない。
良いことは良いし、悪いことは悪いじゃないか……。
悔しくても、そう考えてしまうほうだ。
いろいろと理由を考えるのは何か“潔くない”ような気もする。
単細胞特有の思考パターンか……。
ところがそれが、今回の旅行延期に限り、少し様子が違う。
多くの方が言われるように、
なにか意味のあることだったに違いないと、私にも思える。
それがなにかは、今は分からない。
だが、いずれ分かってくる。
そんな気がしてならない。


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