秋桜


沖縄、静岡と、三連休の度に瞑想講座が続いた。
地方、地方で、人間性にさまざまな味がある。沖縄は今回三度目の講座だったが、10年ほど前に初めて講演に行ったときからずっと、温かい感じが変わらない。気候が暖かい以上に、人間性が温かいのだ。それに魅せられてホッと移住する人びとがいるのが、私にも大いにうなずける。
一方、静岡人はとても興味深い人たちだ。彼女らの質問も興味深ければ、彼女ら自身もすこぶる講座を楽しんでくれた。教えていてこちらが楽しくなってくる。
最近、頻繁に台風が発生するので、沖縄での台風を内心恐れていたが、前日までの雨が嘘のように三日間快晴だった。逆に静岡で、台風がかすった。たまたま泊めていただいたマンションはすぐ目の前が海だったが、岩礁に当たって砕ける波しぶきは壮大で、部屋の中まで潮の香りが吹いてきた。
東京に帰ると、突然、秋になっていた。道端にポツリと咲いていた秋桜が、今年ももうそう長くはないと告げているように感じられた。
事務局より:
10月2日の<プレマ・セミナー>では、前回解説が終わらなかったギーターの詩節から、<瞑想くらぶ>ではやはり途中となったメジュゴリエの聖母のお話から始めます。出席された方は、前回のプリントをお持ちいただければ幸いです。新規の方の分は、ご用意しております。


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