仏たちの微笑む国 5


9月2日-3
過去、『大いなる生命と心のたび』でも、いくつかのクルージングを試みてきた。
2007年、セーヌ河上から見たパリの夜景はあまりに美しく、
深く思い出に刻まれるものとなった。
気をよくしてインド人ガイドの口車に乗せられ、試したインドでのディナークルーズは、
無残にも失敗。皆さんを失望させたことを、今も悔やんでいる。
今回、雪辱を期して二日目の夜、
チャオプラヤ河上で洋・タイ・中華のバンキングをいただきながら、
ライトアップされた寺院群、ホテル、その他バンコクの夜景を楽しむ。
今度は絶対にお勧めですと、大塚さんも断言。
船上から料理と夜景の両方を楽しんでいただいたあと、
ホテルに着いたらいそいそとお休みになってもいいが、
私自身はたぶん、出かけると思う。
もともと、今回のバンコクのホテルは、サイアム・スクエア地域が予定されていた。
伊勢丹をはじめとして、大きなショッピングセンターがある、
いわばバンコクの表向きの顔。
だが、日中、われわれは巡礼をしていて、伊勢丹には行けない。
バンコクの夜を楽しむためには、シーロム通りに限る。
今回ホテルをおとりしたこの周辺は、
夜になると数々の屋台が立ち、人びとの生命が躍動する地域だ。
初日、バンコクでは上等の、一流店のマッサージを楽しまれた皆さんは、
この日はもっと小さな、庶民経営の足裏マッサージ店に入ってもいいかもしれない。
宿泊ホテル周辺に、いくらでも軒を連ねている。
夜の買い物を楽しまれる方は、初日に行ったお店のすぐ先に「ナラヤ」がある。
タイに来た人びとの多くが、このお店でさまざまに可愛い小物入れなど、
タイならではの品物をお土産にして帰っていく(24時まで)。
また、現地の人びとの熱い吐息を感じたい皆さんは……


さらに5〜10分歩けばあの有名なパッポン通りに出る。
屋台が数多く軒を連ね、タイ・ドレスや小物、
時計やバッグのブランド品(もちろん偽モノ!)など、
見るだけでも楽しいし、値切りながら買い物をしてもよい。
http://www.bangkoknavi.com/shop/177/
もっと大々的にちゃんとした買い物をされたい方は、
初日とは反対側にやはり5〜10分行くと、
シーロム・ビレッジやシーロム・ギャラリアがある(23時半まで)。
バンコクの夜はわれわれをなかなか寝かそうとしないであろうが、
しかしそれでも、12時にはホテルに戻って寝たほうがいい。
翌日もまた、大きくて楽しい試みが待っているからだ。


カテゴリー: 未分類 パーマリンク

コメントを残す