アダムの肋骨19


仮に将来、今のように一人、またおひとりと瞑想を教えるだけではなく、
もっと大きな規模で何かしら人の役に立つことができるようになったとしたら、
それは一見、私の仕事のように見えるかもしれないが、
それまでに助けてくださった皆さん全員の仕事であったといえる。
そのとき、その皆さんは待ちくたびれ、退屈して、
他のことをしておられるかもしれない。
私はまだ、皆さんにお教えするべきことの1割も教えてないが……


人の心は移ろうものだから、人が次々入れ替わっていったとしても自然なことだ。
それでも、人生の一時期でもご一緒した皆さんとは、
何かのご縁があったのだろう。可能なことなら、最後に、
真に実のある仕事を今生でなし遂げるまでご一緒に進化していきたいと、
心から願っている。


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