ヴェーダ」カテゴリーアーカイブ

進化 4

瞑想中、われわれの意識は、通常の時間や空間の枠を超えることがしばしばある。 そこで、精妙になった意識は、場合によっては過去世を見たり、知らないはずの未来を知るようになることもある。 あるいは人の心のなかが見えたり、神々を … 続きを読む

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続・月の魔力

 ふたたび、満月がやってくる。  実は前回、第一期の瞑想講座を教えたとき、一人の方がこう言われた。瞑想を習って、すぐに満月の晩がきた。その日、習ったとおりに瞑想していたら、月からの慈愛が心と体に染み渡るようだったと。   … 続きを読む

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幸福 1

 三日間の瞑想講座・第一期生が終了した。参加された全員の方が、先週から一週間、毎日の瞑想をそれぞれに楽しんできてくださった。そしてその多くの方が、それぞれに深い瞑想を体験された様子だった。  キリスト教徒ではないが、日頃 … 続きを読む

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幸福 2

 かつて、ガンジスの女神の息子であった聖者ビーシュマは、父である王の願いをかなえるため、自らの王位継承権を放棄した。このとき、これを聞いた神々が驚き、天界から花びらを降らせたと『マハーバーラタ』は伝えている。  かねてよ … 続きを読む

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ヒンドゥの巨人 7

 アショク・シンガル自身もまた、移動中、驚くべき話を語ってくれた。 『マハーバーラタ』の時代、すべてを奪い取られて困窮したパーンドゥの五兄弟に対し、神は「アクシャヤ・パトラ」を与えたと伝えられている。必要な食べ物、飲み物 … 続きを読む

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ヒンドゥの巨人 6

 この祭礼を主催したシュリ・シュリ・ラビシャンカールは、インドでもっとも有名な聖者の一人だ。人は彼を、おそらく現在、インド一裕福な聖者と呼ぶ。この人とシャンカラチャリアに会えると思っていたので僕も残念だったが、多分、叱責 … 続きを読む

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ヒンドゥの巨人 5

 前後を二台ずつの護衛で囲まれた車のなかで、アショク・シンガルは、ヒンドゥイズムや、サイババとの体験について語り続けた。  彼は、12年に一度、全国から数百万ともいわれる巡礼者を集めて行なわれる「クンバメーラ」 の行なわ … 続きを読む

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ヒンドゥの巨人 4

 ……という訳で、急にインドに行くことになってしまった。  こういうものはすべて、出会い頭のタイミングだ。すでに一年近くインドに行っていないので、ちょっとしたきっかけで行きたくなったときが行くときなのだ……と自分に言い聞 … 続きを読む

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ヒンドゥの巨人 3

 昨年は、日・印国交樹立50周年。話は自然に日・印の文化論で盛り上がった。  日本とインドは生活様式も国民性も、宗教に対する考え方も大変異なる。しかし、その底流に流れるものには同質のものを感じるなどと、僕はいっぱしのこと … 続きを読む

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ヒンドゥの巨人 2

 ホテルのロビーで待っていると、彼はいつものような飾らない、質素な服装で現われた。その満面の笑顔を見ると、思わず胸の前で両手が合わさるが、彼はそれを自分の両掌で包み込むようにして祝福した。  VHP総裁アショク・シンガル … 続きを読む

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