礎石 1


亡くなったヨハネ・パウロ2世が264代、在位33日で亡くなり、バチカンの高官により毒殺されたと一部で信じられているヨハネ・パウロ1世が263代、不眠症に苦しみながらも第二バチカン公会議をまとめた謹厳な学者法王パウロ6世が262代、第二バチカン公会議を招集し、教会の近代化を打ち出した聖人法王が261代、11カ国語を操り、申し分のない人格者であったにもかかわらず、在位中に第二次大戦が勃発、ユダヤ人を積極的に保護しなかった責任を歴史に問われている悲劇の法王ピオ12世が第260代、ファティマにご出現になった聖母マリアが、いまだ存在しないその名を口にされ、人類が悔い改めないならばその在位のおわりに第一次大戦よりももっと大きな戦争が起きると預言されたピオ11世が第259代……
とずっと遡っていったとき、初代のローマ法王は誰だったか。
実は初代ローマ法王は、もともと聖職者ではなかった。


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