葬儀 2


二千年の歴史を持つローマ・カトリックの様式に基づく葬儀は荘厳で、長く記憶に残るものとなった。
先日、15期で瞑想を習った生徒さんが、瞑想中に体験した恍惚感というものについて、「未だかつて経験したどんな歓びや恍惚にもまして、その100倍も強烈なものだった」と言われたが、そうした経験のことをもし知らなければ、このような儀式によって経験する感動は他に類がない、と私は言ったかもしれない。いずれにしても、それは地上で最も美しい宗教だと、私は思ったものである。
しかしこの日、それと同じように印象深かったことがもう一つある。それは、2時間以上にもわたる式の間、皇太子がほとんど身じろぎ一つしなかったことだった。それには、ただただ驚くほかはなかった。
そのように厳しく教育、または訓練されてきたのは、誰のためか。皇室のためともいえようが、しかしわれわれ国民のためでもある。
日本国の象徴である天皇と、その後継者は、われわれ国民の品位を高め、これを汚さぬため、あのような教育を受けておられるのだと思った。もう30年近く前のことである。


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