旅日記7


12月14日ー2
この日、盛大なホーマが捧げられている間、近くの別の場所では、
朝から僧侶によりマントラが唱えられていた。
かつてそのホールをお建てしたところ、
女神サラスワティが私についての予言の中で、
サラスワティ・マントラを最初に唱えるよう指定された、あのホールである。
『自らのダルマを遂行するためのマントラをわたしが教えます。
 それはわたしのマントラ、サラスワティ・ヴァシア(魅了する)マントラ。
 五マンダラ(二百四十日)の期間、
 九つの容器に九つのココナッツ、花、果物、樟脳、線香をお供えし、
 毎日一〇〇八回唱えます。
 マントラの吟唱を終えたら日々、九人の貧しい人びとに菓子を与えます。
 こうして得られた護符は、彼の研究所に置かなければなりません。
 そしてこのサラスワティ・マントラが、
 彼が建てた場所で最初に唱えられるマントラとなります』
               『神々の科学』(一七〇頁)
こうして、この場所で最初にサラスワティ・マントラが吹き込まれ、
できた護符を私はいま手許にもっている。
そしてその後は、この場所で……


われわれ日本人のためのマントラが唱えられてきた。
この日は何組かに分けて、その様子を見学させてもらうことができた。
老司祭が、二人の従者とともに、荘重なマントラを唱え続ける。
同時に、建物の外では料理人たちが、
マントラが終わった後で貧しい人たちに配る料理を準備していた。
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儀式を指示する老司祭
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神々への捧げ物
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貧しい人々にお出しする食事
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大量の紫玉ねぎをカット中


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