旅日記23


7月9日-5
「お願い」は以下のように続く。
彼女は働き者で勤勉です。
卒業後すれば、貧しい人に尽くすでしょう。
彼女の父は貧しく、残額の支払いは困難です。
よろしくお願いします
Dr. ○○○○○
昔、中学・高校の寮で、カトリックの司祭である外国人寮長が、
「洗濯のおばさん」を「洗濯おばさん」と呼び、生徒にうけていた。
おそらく彼は、教科書に出ている昔話などで日本語を学んだのだ。
同様に、この手紙に出てくる「働き者」も正しい日本語ではあるが、
実際にはわれわれはこのような使い方をしない。
実は、われわれが中学・高校で学んだ英語のテキストは、
そのような、実際には使われない“正しい”英語であふれているといわれる。
しかしそれにしても……


「銀行より○○ルピーの教育ローンを取り付け」、
「心ある方からの援助」等、
日本人以外の、かなりの日本語の使い手が書いた文章のように見えます。
もしかしたら彼女の大学の、日本語の先生でしょうか……。
ちなみに、「卒業後すれば」も原文のままです。


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