旅日記30


12/ 6(8日目)その7
ものごとおしなべて、最後まで気を抜いてはいけない。
後で聞いた話だが、
今回空港で、ある方が買い物をしていたら、
他人の航空券を拾った。
見れば、われわれのツアーの方のものだった。
もしこれを悪い人が拾っていたら、
落とした方は日本に帰れなかっただろう。
おおむね定価の30万円で、
日本までの片道チケットを買わねばならなかったに違いない。
最初はどうなるのかと思われたこの旅も、
実はこうして守っていただいていたに違いない。
それはもちろん、
日本で旅の無事を祈ってくださっていた皆さんのおかげでもある。
そもそもなぜ、途中でバスが故障するときに、
長い道のりのなかの、
よりにもよってスーパーの真ん前で故障したのかなどと思い返すと、
私は不謹慎にもおかしくなって、
ついクスクス笑ってしまうのだった。
旅をふり返って……


帰りのフライトに乗り合わせたスチュワーデスさんは、
読者の方だったようで、
パリは愛徳姉妹会の近くにお住まいなのだそうです。
私たちのグループでカップヌードルを少し余分にいただいてしまいました。
御馳走さまでした。
80年生きるとして、一生はせいぜい4000週ちょっと。
そのうちの貴重な一週間を充分に堪能する旅となりました。
あらためて、皆さまに感謝申し上げます<(_ _)>


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