因果1


ものごとの因果関係には、五感のレベルではっきり認識できるものと、
そうでないものとがある。
前者は、原因と結果の無限の連鎖のなかの、
比較的粗雑な領域において見られ、
西洋自然科学が得意とする分野である。
一方、後者は、比較的精妙な領域においてみられ、
物的証拠は挙げにくいものの、
われわれが人生を生きる上で不可欠のものである。
前者は、狭い意味での因果律と呼ばれ、
われわれはこれを通常の意味で科学的に証明することが可能である。
一方、後者は普通、『カルマの法則』などと呼ばれ、
一般には証明することができない。
それでも……


『カルマの法則』という題で話してほしいと言われ、
先日、横浜の朝日カルチャーセンターでお話をしてきた。
カルチャーセンターで『カルマの法則』はそぐわないのではと、
事前に何度も担当者に確かめたつもりであったが、
若く、美しい担当者は、一向に構いませんと言って微笑むのみだった。


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