第十三回 〜二千年の聖都への大巡礼 サンティアゴ・デ・コンポステーラ〜 四日目


前日、ガラバンダルを下山した後、われわれはさらにバスの旅を続け、サンティアゴ巡礼路(カミーノ)の要衝レオンまで来た。ここでの宿泊は、中世の修道院を改装したパラドールだ。
旅の中日、歴史の懐に身を委ね、豪華なパラドールで少しゆったりめの朝を迎える。そうしていよいよ、千年の大巡礼地サンティアゴ・デ・コンポステーラに向けて出発した。
途中、何人かの熱心な方からの希望により、われわれはバスを降り、実際の巡礼路を歩くことにする。最後の4キロは市街地に入っていく部分ではあったが、小雨のなか、大きなリュックを背負った巡礼者に追い抜かれたりしながら、ついにサンティアゴ入り。2000キロになんなんとするこの道を、千年間、毎年50万人から100万人の巡礼者が祈りながら歩いた。たとえ彼らほどではないにしても、雨の向こうに壮麗な大聖堂を目の前にしたときには、やはり感動!
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旧サンマルコ修道院
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パラドール内部
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中庭
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レオンの大聖堂
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ガウディ作
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休息をとる巡礼者
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古都レオンのたたずまい
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巡礼の道
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最後の4キロ
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巡礼者たち
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到着!!


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