学会 2


瞑想をする人の心身が変化し、生活の質が向上していくことは古くから経験的に知られていた。それについては戦後、西洋科学の視点からかなり精力的な研究が行なわれてきたが、瞑想実修者の心理変化に関して、長期的で計量心理学的な調査をしたものは少ない。
この研究は、瞑想開始から約一年を経過した後の気分や生活の質(QOL)、抑うつ度、不安度などの変化を調査したものだ。
そしてその結果は、予想を上回る、肯定的なものだった。
一例として、生活の質(QOL)についての質問のなかで、心理的領域に関するものは、たとえば、
 自分の生活をどのくらい意味のあるものと感じていますか
 自分の容姿(外見)を受け入れることができますか
等についてである。こうしたいくつかの質問に関する回答は、瞑想前と瞑想を始めて一年後とでは、有意に改善している。


カテゴリー: ヴェーダ パーマリンク

コメントを残す