聖書 3


昨日、その第一章と第二章の一部を解説する特別講座が終わった。ちょうど前回の<プレマ・セミナー>で解説したところまで、一日半をかけて語った。
悩み苦しむアルジュナに対し、尊主クリシュナがダルマを説く、『バガヴァッド・ギーター』のハートと呼ばれる部分の入り口までである。
アルジュナは、クリシュナによる真理の言葉を聞いて、すんなり悟りを啓くのではない。「それでも自分には分からない」と、クリシュナに問い続ける。それに対してクリシュナは、さらに驚くべき存在の神秘を語り続ける。
このようなセミナーの楽しみの一つは、皆さんからの質問にある。それらは、多かれ少なかれ、一般の方がどんな点に関心や疑問を抱かれるのかを私に教えてくれ、さまざまに興味深い。
これからさらに、『東洋の聖書』の心臓部分に突入していくとどんな質問が出てくるのかが、私にとっての楽しみの一つだ。
「この続きは18日の<プレマ・セミナー>で」ということで昨日はお別れしたが、18日の<瞑想くらぶ>では、これまでの『バガヴァッド・ギーター』解説について皆さんからメールで寄せられたご質問にも、まとめてお答えする予定でいる。


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