聖者vs大師


最終的な悟りを啓くことは、誰にとっても究極の目標であるに違いない。
それを意識しているごく少数の人と、意識していない大部分の人に別れるにしても、
そのことに変わりはない。
幼少時より、それを深く熱望していたパラマハンサ・ヨガナンダが、
初めて悟りの体験をしたときの(『至福意識の詩』と勝手に私が名付けた)詩は圧巻で、
過去の【聖書会】【祈りの会】で解説してきた。
次回(明日)の【祈りの会】でそれが完結するが、
なんと昨日になって……


パラマハンサ・ヨガナンダが大聖ラマナ・マハリシを訪ねたときの記録を見つけた。
それによると、ヨガナンダはラマナ・マハリシのアシュラムで食事をとった後、
なんと自らマハリシに“質問”をしている。
人の意識状態をはかり知ることはできないが、
おそらくは悟りを啓く直前と思われる人間が、悟りを啓いた人間と交わした会話……。
『至福の詩』が完結した後は、
あまりに興味深いこの問答を解説する。


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