企画旅行

第8回『大いなる生命と心のたび』
フランス、イタリア

2003年7月5日〜19日


『聖母マリアの泉』Aコースでは、ルルドに4泊し、心ゆくまで聖地を満喫していただきます。
また、ルルド医学研究所所長のご紹介にて研究所を訪ね、さらにオプショナルツアーでは、昨年、参加者全員を驚愕させたベタラン巨大鍾乳洞へご案内いたします。

『聖者と天使、そしてローマ』Bコースでは、キリスト教世界最大の聖者といわれる聖ピオ神父を訪ね、大天使聖ミカエルの洞窟、奇跡のご聖体、ローマ法王謁見をへて、オプショナルツアーで通常の旅行では行けない教会の数々を巡礼いたします。


『聖母マリアの泉』Aコース 旅程

7月5日 成田→パリ→トゥールーズ

空港にて青山圭秀ご挨拶の後、成田より空路パリ経由、トゥールーズへ向かいます。
( トゥールーズ泊)

7月6日 トゥールーズ→ルルド

トゥールーズより専用バスにて、ルルドに向かいます。途中、丘の上の美しい街サン・ベルトラン・ド・コマンジュ、およびサン・リジェに立ち寄り、12世紀に建てられた壮麗な聖マリア大聖堂、フレスコ画で世界的に有名な聖リジェ大聖堂を巡礼します。
ルルドでは聖地をご案内し、希望者はロウソク行列にお連れします。
(ルルド泊)

7月7日 ルルド

午前:聖地巡礼 希望者は、聖女ベルナデッタの生家、聖女の遺品、受洗の教会、ご出現の洞窟へご案内します。
午前、および午後:聖なる泉で水浴
(ルルド泊)

7月8日 ルルド

午前:ベタランの洞窟(オプション)
ヨーロッパを代表する巨大鍾乳洞。昨年、皆さまが全員、一歩踏み込んで息を呑んだ洞窟です。
(ルルド泊)

7月9日 ルルド

終日、自由行動 希望者は、ルルド医学研究所へお連れします。
(ルルド泊)

7月10日 ルルド→トゥールーズ→パリ

専用バスにてトゥールーズへ、さらに空路パリに向かいます。
着後、パリ市内見学

サント・シャペル:
かつてルイ9世が、コンスタンティノープルの皇帝から譲り受けたキリストの茨の冠や十字架の木片を納めるため造らせた礼拝堂です。
コンシェルジュリー:
1790年代、フランス革命の際に王や王妃らが最後の日々を暮らした城。マリー・アントワネットもここで最後の日々を送りました。
サン・ジェルマン・デュ・プレ教会:
6世紀、パリ司教サン・ジェルマンが造りました。ロマネスク様式とゴシック様式の交差する空間は、パリの人びとの心の灯台とも呼ばれます。
愛徳姉妹会:
19世紀、見習い修道女であったカトリーヌ・ラブレーに聖母マリアがご出現になり、さまざまな予言とともに『奇跡のメダイ』を残した、ご出現の現場にご案内します。
(パリ泊)

7月11日 パリ→ヌヴェール→パリ

ルルドで聖母と話したベルナデッタは、その後、ヌヴェールの小さな修道院に入り、34歳の生涯を閉じます。遺体は、三十数年を経ても腐敗せず、現在も巡礼者に心の平安を与え続けています。
ヌヴェールでは、特別に修道院内をご案内いただき、ご遺体を拝礼後、ミサに与る予定です。
深夜、パリを経ちます。
(機内泊)

7月12日 パリ→成田

夕刻、たくさんの思い出とお土産を胸に、成田に到着。

『聖者と天使、そしてローマ』Bコース 旅程

7月12日 成田→ローマ→ナポリ

空路ローマを経てナポリへ。
(ナポリ泊)

7月13日 ナポリ→ポンペイ→サン・ジョバンニ・ロトンド

専用バスにて、ナポリ市内見学、およびポンペイ遺跡見学
昼食後、サン・ジョバンニ・ロトンドへ向かいます。
(サン・ジョバンニ・ロトンド泊)

7月14日 サン・ジョバンニ・ロトンド

聖ピオ神父ゆかりの地を巡礼。教会、最初に聖痕を受けた聖歌台、聖ピオ神父の眠る墓、修室、神父が受け取った膨大な手紙、聖痕により血に染まった修道服、福祉病院ほかを、病院で長年働いてきた日本人信者の方にご案内いただきます。
聖ピオ神父については、当ホームページのエッセー(2002年7月30日から8月8日)をご参照ください。

7月15日 サン・ジョバンニ・ロトンド→モンテ・サンタンジェロ →ランチャーノ→ローマ

モンテ・サンタンジェロ:
四世紀、大天使聖ミカエルがこの山に降り立ち、人びとに啓示を与えたといわれます。現在ではこの山の壮大な洞窟の中に天使の像が立ち、ローマ法王の巡礼地にもなりました。

ランチャーノ:
八世紀、この地の司祭が、聖変化されたパン(聖体:『 最後の奇跡』87ページをご参照ください)が本当にキリストの体かどうかを疑った瞬間、ウェハースは血のしたたる肉となったといわれます。千数百年を経た今も腐敗していないこの肉は、分析によれば、人間の肉であり、心筋と心内膜、神経組織を含み、血液型はAB型であること等が判明しました。
この肉片を管理するフランシスコ会のご好意で、実物を拝礼します。
(ローマ泊)

7月16日 ローマ

午前:ローマ法王謁見
サン・ピエトロ広場にて、ローマ法王ヨハネ・パウロ二世の謁見にあずかります。
午後:サン・ピエトロ大聖堂巡礼
(ローマ泊)

7月9日 ローマ(終日自由行動)

オプショナルツアーは、おおむね、次のような教会を廻る予定です。

聖十字架教会(サンタ・クローチェ・イン・ジェルザレンメ):
イエスを磔にしたといわれる木片と釘が保存されています。

サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ教会:
サン・ピエトロ大寺院と並ぶ格式。四大聖堂の一つです。

ジェズ教会:
イエズス会の創立者イグナチオ・ロヨラの遺体と、彼の同志であり、日本にキリスト教をもたらした聖フランシスコ・ザビエルの右腕を拝礼します。ここでミサに与ります。

サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会:
シエナの大聖女カタリナのご遺体と、名画「聖トマス・アクィナスの勝利」を見ることができます。

サンタ・マリア・イン・アラコエリ教会:
巡礼者の心の願いを必ずかなえてくれる聖幼子像を拝礼します。

パンテオン:
ツアーの途中、壮麗なパンテオン神殿を見学します。

7月18日 ローマ発

素敵な思い出とお土産を胸に、空路、成田へ向かいます。

7月19日 成田着

午前 成田空港到着、入国手続き、通関後、解散

『愛と至福の15日』C(A+B)コース 旅程

『聖母マリアの泉』Aコースへご参加後、7月12日、パリからローマへ飛び、『聖者と天使、そしてローマ』Bコースへご参加いただきます。7月18日、ローマからパリ経由でのお帰りになります。


ご参加いただいた皆さまの感想と、青山圭秀よりのお返事(A)

非常に深くて濃い内容の巡礼でしたので、初めての体験ですが、帰ってからなかなか現実の感覚に戻れず、ピオ神父様の本やキリスト教に関する本を夢中で読んでしまうような精神状態でした。ここにきてようやく日常の生活に戻っていますが、以前と違う感じ方になっているような気がいたします。

(A)お便り、本当に嬉しいです。というのも、実は私自身も、今回の旅行に出る前と今とでは何かが違う感覚があるからです。たとえば、生き物に対する愛情とか、環境との一体感のような……。



聖地という処は、やはりそれだけの事はあると思わせる“何か”がありますね。口では説明出来ませんが、頭と体で“感じる”事は出来ます。

(A)本当です。われわれの身も、心も、魂までもどっぷりと浸してしまう何かがあるんです。



カソリックの信者さんたちでも、なかなか訪ねることができないところにお連れくださり、想像をはるかに超えた体験をさせていただき、先生の私たちへの思いに深く感謝いたしております。

(A)皆さんの、神聖なものに触れたいという願いに、私自身、いつも突き動かされます。



楽しく、忘れられない旅でした。出版記念の講演会でお会いできることを楽しみにいたしております。

(A)こちらこそです。壇上で話してる間でも、分かるんですよ。ああ、あの方がおいでになってるって。



一生の思い出に残る旅になりました。ところで、今回の旅行メンバーって、ムーとアトランティスの高い意識を持った人達だったのかしら? なんて、かってに想像したりしています。

(A)ムーやアトランティスのことはよく分かりませんが、いずれにしても、このような旅をご一緒できるということは、それなりのご縁があったとしか私には思えません。



(旅行から帰って)誰もが平和や健康を願い、これだけ祈っているのに世界から争いが無くならないことに困惑しています。

(A)太古のインド科学・ヴェーダでは、戦争は、一部の為政者というより、人間の集合意識が引き起こしているといいます。つまり平和をもたらすには、私たち自身が自分の意識を高めていく他ないのです。



フランスとイタリア……本当に全て良かったけれど、今度は特にヴァチカンをゆっくり見たいです。

(A)特に指名させていただいた優秀なガイドさんのおかげで、ヴァチカンも、抑えるべきところは抑えました。さらに“ゆっくり”見るには、一、二週間はかかりますね……。



フランス・イタリアの旅……本当に凄かったです。あれは現実の事だったのでしょうか……?

(A)夢だったのかもしれません。われわれの人生自体が、壮大な夢なのかもしれません。



番外編

今回の手紙には、前回のように「マリア様から私にわかるようにサインを示してください」ということは書きませんでした。それなのに、今回もまた私の誕生日の車のナンバーを見たのです。それも3回。すべて妻と一緒のときです。もちろん今回も、車のナンバーを必死に探していたわけではありません。

(A)今回は、昨年のようにホームページ上で「ルルドのマリア様にお手紙お持ちします」とは書きませんでしたが、何人かの方から手紙を託されました。それらはすべて、ご出現の洞窟に設置された箱に投函してきました。
お手紙は、昨年も投函させていただき、その後、ご自分の生年月日のナンバーの車を続けて三度も目撃されたのでしたね。そのときのことをエッセー欄(2002年11月6日)に書かせていただいたところ何人かの読者の方は、ご自分の生まれた月日のナンバーを探されたようです。が、やはり、そうそうお目にかかれるものではないというご報告でした。
それなのに、今回もこのような現象を見せていただくとは……。特に今回、3回目のナンバーは、神社に行く途中でご覧になったとか? 西洋の神さまも東洋の神さまも、やっぱり一緒なんだと思ってしまいました。
そして何より、実際に幸せな新婚生活を送っておられるということが、ぼくには一番嬉しいです。