「古来、インド文化の特徴は、究極の真理の探究と、それにともなう霊的師弟関係にある」
『あるヨギの自叙伝』第一章冒頭の文言です。
宇宙が変われば物理定数や、さまざまな物理法則すらも変わるでしょう。
しかしそれでも変わらない“究極の”真理があります。同じことをイエスは、
「天地は過ぎ去る。だが、わたしの言葉は過ぎ去らぬ」と言いました。

この「究極の真理の探求」は、インド文化だけでなく、日本文化においても、
他のあらゆる伝統を重んずる文化においても共通のテーマであり、
私たちの目標でもありますが、
本書は幼年時代からそれを続け、ついに聖者となるに至った著者が自ら綴った伝記です。

第一章～第六章では、霊的師を求めてヒマラヤ逃亡を試みるものの失敗し、
様々な聖者を訪ねて失望し、家族に引き止められ、説得されながらも、
最終的には運命に導かれるまま、徐々に真理に近づいていく著者の幼少時代が明かされます。

随所に散りばめられた驚くべき奇跡の数々を読み進めながら、
それらに隠されたヴェーダの普遍的叡知を、青山圭秀が読み解きます。

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1セット：CD2枚組×12回分

添付資料
・太古から現代に至る聖者たちの系譜