奇跡によって人びとを救い、愛の教えを述べ伝えたイエスは、
しかし自らの生命を、人類の罪科を贖うために差し出すという使命をもっていました。
ときは近づき、弟子と共にした最後の晩餐のなかで、
ヨハネだけがイエスの内面を描ききります。

『わたしがあなた方を愛したように、互いに愛しあいなさい。
わたしの命じることを行なうならば、あなた方はもはやわたしのしもべではない。
わたしはあなた方を友と呼ぶ』
『あなた方がわたしを選んだのではない。わたしがあなた方を選んだ』
『あなた方はこの世で苦しむだろう。
だが勇気をだせ。わたしは、この世に勝ったのだ……』

イエスの言葉と行いを簡潔な文体で、かつ崇高に書き表し、
三福音書に比べてはるかにイエスの内面に迫る『ヨハネによる福音書』
第13章から最終章までを、青山圭秀が読み解きます。

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1セット：12回分（2枚組CD×12枚）

添付資料
No.29　「『私』と『道』【バガヴァッド・ギーター】よりクリシュナ神の言葉 」
No.35　「キリスト時代のエルサレム地図」他