イエスが公生活に入る前、聖母マリアとイエス、そして弟子たちが、
親戚の婚礼に呼ばれました。
その席で、祝いのぶどう酒がなくなりそうなことに、聖母は気づきます。
「ぶどう酒が足りないのです」
そう言うマリアに、イエスは答えます。
「女よ、それが私と何の関係がありましょう」
そう言われたにもかかわらず、マリアは召使に、イエスの言うとおりにするよう命じます。
「この瓶に、水を一杯にしてきなさい」
言われたとおりにすると、瓶は上等のぶどう酒で満たされていました。
イエスが初めて公に見せたこの奇跡は、神に直接問いかける資格のない私たちも、
イエスとマリアを通じて願いを捧げることが可能であることを教えます。
きわめて高い意識状態にあったヨハネは、ここに神人イエスと聖母マリアの真実を見抜き、
彼だけがこの奇跡を書き残しました。
ここから、他の福音書にはない、ヨハネだけの視点による霊性の書が始まります。
全４集Ⅱでは、第1章29節から第4章までを、青山圭秀が読み解きます。

---

1セット：CD2枚組×9回分

添付資料
No.13　「イエスの時代のユダヤ教内諸派の解説」
No.15　「元素の源・水素　生命の源・水」
No.17　「イエス・マリア降誕にまつわる預言者達の言葉」
　 　　 「イエスの生涯についてのサイババの言葉」
No.18　「使徒信経　ニケア・コンスタンチノープル信条」他