メールマガジン<プレマ通信>

青山圭秀エッセイ  バックナンバー

第1号 - 第10号
第11号 - 第20号
第21号 - 第30号
第31号 - 第40号
第41号 - 第50号
第51号 - 第60号
第61号 - 第70号
第71号 - 第80号
第81号 - 第90号
第91号 - 第100号
第101号 - 第110号
第111号 - 第120号
第121号 - 第130号
第131号 -

最新号 (第132号 2020年3月15日配信)

『災厄』

14世紀、中国で発生したペストは人口を約半分にまで激減させたといわれる。
このとき、ペスト菌をはらんだ、おそらくは数匹のノミが毛皮に侵入、
それがヨーロッパに運ばれて広まり、1億人にのぼる死者を出すきっかけとなった。
これは当時のヨーロッパの人口の1/3から2/3に当たり、
全滅した町や村も少なくなかった。

20世紀初頭、世界中で大流行したインフルエンザを、スペイン風邪と呼ぶ。
感染者数5億人超、死者は5000万人から1億人に及ぶとされる。
当時の世界人口は18~20億人と推定されるので、
世界の4人に一人が感染、3~5%が死亡したことになる。
こうした疫病の世界的大流行をパンデミックと呼び、
WHOは今回の新型コロナウイルスをこれに認定した。

医学の進歩と医療態勢の充実により、
現代ではパンデミックの発生はおおむね抑えられてきた。
したがって、世界的危機といえば、われわれはそれ以外の要因を思い浮かべる。
実際、今世紀に入って人類が経験してきた危機はといえば、
2001年9月11日の同時多発テロ、2008年9月15日のリーマンショック、
2011年3月11日の東日本大震災等であろう。

こうした危機は、おおむね十年に一度くらい起こってくるという経験則がある。
昨年夏、私のなかでは、東日本大震災以来、
次の危機はいつ、どのようにして起こるのだろうかという思いが急速に高まっていた。
それとほぼ時を同じくして私のシヴァ神の予言が見つかり、
そこにはこんなことが書かれていた。
『(次の危機は)自然界に関する災厄からもたらされる。
よく知られていない、誰も予想できないものだ……』
予言の読み手は、最初「自然災害」と口にしたものの、すぐに、
「“災害”ではなく、自然界に関する“災厄”」と言いなおした。
さらに、『それは人の過ちによるもの』とも書かれている。
災害ではないというのだから、地震や台風ではないのだろう。
それ以外の、自然界に関わる災厄とは何なのか……。
しかもそれが、よく知られていない、人為的なものであるとは……。
地震や台風も、実際は人間の精神性と深いレベルでつながっているが、
それを「人為的」とまでは普通言わない。
セミナーなどの際、たまにこのことに触れてきたが、
生徒さんたちと「何のことなのでしょうね……」などと話しているうち、
こんな短期間にそれがやってくることになろうとは、
さすがに思ってもみなかった。

ちなみに、予言の最後の部分には、こう書かれている。
『(この時期)多くのことをしなければならなくなるだろう。
苦しみがもたらされる……』
実際、神々にお捧げする儀式等含め、多くのことをしなければならなくなった。
予言をお読みになっている皆さんにはある程度理解していただけると思うが、
実際に何をしなければならないのか、当日まで分からないことも、
具体的な内容を人に言えないこともある。
急に何かの品物や、何かの費用を用意しなければならなかったり、
やむをえず当日の予定をキャンセルしなければならなくなることもあり、
ただ、“急な仕事のため”などということでご迷惑をおかけした皆さんには、
この場を借りてお詫びしたい。

それでも、
『だがおまえと、弟子たちが行っている瞑想や祈り、神々に捧げる儀式や善行は、
おまえたちと、祖国を守るだろう』とも書かれている。
過去のパンデミックをみても、その他の危機をみても、
人類も、日本人も、そのすべてを克服してきた。
どんなときも、われわれはいつも自分のするべきことを誠実に、淡々と続ける他はない。
そうして、今のこの情況も一緒に乗り越えつつある皆さんと、
今生の終りまで進化の道をたどっていきたいというのが、私の密かな願いである。